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0120-68-2066

仙台麸の魅力

昔ながらの味を守り
一つ一つ真心を込めて製造した自慢の味です。

仙台麸は、厳選した小麦粉とタンパク質(グルテン)を練り合わせ、
新鮮な植物油で時間をかけて丁寧に揚げた自慢の味。
独特の食感と風味の良さが特徴で、
煮物・汁物・炒め物などの料理に幅広くご利用いただけます。
今後もこの伝統の味と品質を守り続け、
より多くの方々にご賞味いただくことが、私たちの願いです。

あぶら麸(仙台麸)の歴史

宮城の食文化とともに受け継がれてきた登米のあぶら麸

麸は鎌倉室町時代に中国より伝わったといわれ、
当時は肉食を禁じられていた禅僧たちの貴重なタンパク源でした。

安土・桃山時代の茶人・千利休は生麸を焼いた「ふのやき」を茶会の菓子として用い、
これが焼麸の始まりといわれています。

江戸時代になると、麸は庶民にも広く伝わり、地域の食文化と密接に関わりながら発展を遂げてきました。
現在も受け継がれているものには京都の京小町麸、石川県の加賀麸、山形県の庄内麸、新潟県の車麸などがあり、
油で揚げた宮城県登米地方のあぶら麸もその一つとして広く知られています。

現在弊社では、あぶら麸を仙台麸と商標登録し地場の特産品として
多くの方々にご愛顧いただいております。

季節の行事食にも欠かせない味

豊かな仙台平野が広がる宮城県は、古くからの米どころである一方、麦どころでもありました。
その理由には、米を年貢として納めていたため、麦を代用食として積極的に育てていたことが考えられます。
特にあぶら麸にすることで料理の幅が広がり、非常に重宝されてきました。
以来、煮物や味噌汁の具などをはじめ、季節の行事食などにも使われ続けています。

ご当地B級グルメから全国へ

近年、あぶら麸を使った「油麸丼」が、ご当地B級グルメとして全国的に知れ渡りましたが、
地元飲食店による「油麸丼の会」も結成され、素材や味にもそれぞれ工夫が重ねられ、観光客の人気を集めています。
また最近では、和・洋・中を問わず、肉の代わりに使用することでさまざまなメニューが考案され、
県内外の家庭で幅広く親しまれています。

より多くの方に
安心して食していただくために

山形屋商店では、
菜食主義の方やムスリムの方にも安心して食していただくため、
ヴィーガン認証とハラール認証を取得しました。

NPO法人ベジプロジェクトジャパンの
ヴィーガン認証取得

2018年6月、「仙台麸」および「仙台ふくちゃんかりんとう」がヴィーガン認定商品となりました。
ヴィーガン(Vegan)とは「完全菜食主義」を意味する言葉で、「人間は動物を摂取することなく生きるべきだ」という思想から1940年代にイギリスで使われ始めました。
肉や魚介を食べないベジタリアンに対し、ヴィーガンでは卵や乳製品、はちみつなども一切口にすることはありません。ヴィーガンという生き方の根底にあるのは動物愛護の精神であり、その点が健康志向から生まれたベジタリアンとの大きな違いといわれています。
 弊社では、ベジタリアンやヴィーガンの方にも認知していただきたいという思いから、NPO法人ベジプロジェクトジャパンの認証を取得しました。

日本イスラーム文化センターの
ハラール認証取得

ムスリム向けの展示会などに参加した際、多くの方々から「ハラールマークがあると安心して食べられるので、ぜひ認証を取ってください」という要望があり、2018年7月、弊社の全種類の商品について日本イスラーム文化センターのハラール認証を取得しました。
現在、宮城県内にも多くのイスラム教徒の方々が暮らしており、「安心して食べられる食材が少ない」「商品ラベルの漢字が読めない」という声もよく耳にします。
また最近では外国人観光客の方も増えており、弊社としてもハラール認証取得を機に、商品の幅広いPR活動に努めるとともに、県内のホテルや飲食店などにも積極的に提案していきたいと考えています。